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他者を理解することで「自分」が見えてくる。「みちる-michiru-」受講生インタビューvol.3

気になる本音をmichiru受講生にインタビュー!

対話を通して自分のトリセツをつくる学び場「みちる-michiru-」の受講生インタビュー。8週間の学びを経てどんな変化があったのでしょうか。

第2弾は田村優奈さんにお話を伺いました。会社を退職後、お休みしていた期間にみちるを受講したという優奈さん。講座受講後のインタビューの中では、次のステップへ向けてのエネルギーを感じました。


受講のきっかけ

自分のことは理解したつもりでいたけれど。もう一度、「本当にやりたいこと」を自分に聞いてみた


ーーはじめに、現在のお住まいやお仕事などをお聞かせください。

改めて、田村優奈です!大学時代と社会人2年間は札幌で過ごし、地元の函館市へUターンを。いまは、前の仕事を辞めてからのお休みしています。

ーー次のお仕事を始めるまでの期間で、この講座を受けたということなのですね。

そうなんです。もともと、就活時代に”自己理解”に力を入れてやっていたつもりだったのですが、社会人経験やUターンを経て、自分の考え方が学生時代から変わったなと思うようになって。この”変化”を見つめてみたいと思って受講しました。

ーー学生から社会人という大きな環境の変化から、価値観も変化したんですね。

大学卒業後社会に出て、いろんなことに目を向けるようになればなるほど、「私が本当にやりたいことってなんだろう?」と悩むようになりました。周りの友だちが結婚したり、転職したりする姿に刺激されて、そろそろ自分探しから自己を確立させたい思いは大きくなっていました。

大学進学のときは地元がそんなに好きじゃなかったんです。でも、札幌から帰ってきたら、町を盛り上げようとするかっこいい大人たちが増えていて。私も地元をもっと良くするためになにかしたいと思うようになりました。

そこから縁があって、今は道南の町おこしを手がける団体のお手伝いをしていて、もっと”チーム”で働きたいという気持ちが湧き上がってきたんです。

ーーー地元に戻ってみて、自分の本当の気持ちにも気づきはじめたということですね。

あと、学生時代に部活動のマネージャーをやっていたことを思い出しました。チームを”サポートする”ということが私には合っているのかもしれないなと改めて気がついたんです。社会人になってもう一度、チームをサポートするような仕事ができたらいいなと思い始めていました。

でも、自分になにができるかはまだ自信がなくて。地元を盛り上げたいという気持ちの一方で、「どう貢献できるか」に不安が残っていたときに講座に出会いました。

自己理解はひとりではできない。他者とともに過ごす時間

ーーー講座を受ける前は、どんな気持ちでしたか。

ワクワクと不安がどちらもある感じ。グループワークが中心の講座ですが、私は会話の”間”とか話を広げることに苦手意識があって。この講座の中で他のみなさんとコミュニケーションが上手くできるか、どきどきしていました。

でも、実際に講座を受けているうちにそんな不安はなくなりました。毎回の講座にテーマが設定されていたから、話す話題に困ることもなくて。それ以上に受講者のみなさんがしっかり話に耳を傾けてくれる人ばかりだったので、いつの間にかグループワークの時間がとっても楽しくなっていました。

ーーー自己理解は自分ひとりではできない、ということですね。

この講座を受けるみなさんは、「自己を理解するには他者を理解しよう」と思っている人たちばかりでした。私の考えに対して、気づきや感想を言ってくれて、さらにそこから話が深堀りされていく。

講座では、対話と問いが大切にされています。単に自己を理解するだけではなく、傾聴スキルや対話の力を養う機会もたくさんあったので、いつの間にか苦手だった複数人でのコミュニケーションが克服されていきました。特に、雑談が怖くなくなったのも大きかったです。

ーーー自己理解と聞くと、自分との対話と思いがちですが、そうではなかったんですね。

そうですね。他の人と話す時間がたっぷり設計されていました。あるとき、私は自分のことを「ネガティブ」と表現したんです。すると、他の人が「それは逆に武器だよ」と言ってくれて。自分がマイナス思考であるということは、マイナス思考の人を理解したり尊重したりすることもできるということ。どれだけ自分と対話したとしても、この発想は出てこなかったと思います。

受講後の変化

「強み×価値観=心からやりたいと思えること」に出会った

ーー「本当にやりたいことはなんだろう?」という悩みを持って参加した講座でしたが、それはどう変化しましたか。

講座では「やりたいこと」を直接的に考えるのではなく、「強み」と「価値観」のかけあわせを考えてみる機会がありました。その結果から「やりたいこと」を考えるというプロセスは、新鮮でおもしろかったですね。

実際に講座で使用したワークシート

私の場合は、強みはサポート力で価値観はNo.2志向。このかけあわせから、リーダーのサポートをしながら、チューターとして後輩の育成にも取り組む、という二面性が浮かび上がってきたんです。

これには、心踊るものがありました。向いているかどうかは度外視して、やりたいのはこれだ!と思えました。この働き方ができるように、キャリアを歩んでいきたいなと、思っています。
あたたかいし、こそばゆい。心が”みちる”講座

ーーこの講座をひとことで表すと?

心が”みちる”講座ですね。自分を理解するための心理学的知識や方法を学べるし、他の人から自信ももらえる。あたたかいし、こそばゆくもある、心地の良い講座でした。

ーーどんな人におすすめしたいですか?

自己理解って、なんどやってもいいなって。私みたいに環境を変えたい人ややりたいことを見つけたい人にはもちろん受けてもらいたいけれど、人生の転機にいるような人が振り返るタイミングとしても、受けてほしいですね。


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